こびとのプログラマー
プログラマーやってた頃のお話。
時折、仲間と
「小人さんに任せよう」
「小人さんがやってくれた」
っていう話をしてました。
グリム童話『こびとのくつや』の小人さんのことです。
貧しいけど正直者の靴屋のおじいさんの下に毎晩小人さんがやって来て、素晴らしい靴を作ってくれておじいさんがお金持ちになっていくお話。
といってもリアルに夜中、小人がやってくるって話ではなくて(笑)
17時くらいにバグが発覚。
そこから原因を調べ出すものの、どうしても分からない。
22時くらいに諦めて帰宅。
翌朝出社して再度見てみると、10分で解決。
みたいな現象のことです。
皆さんも経験ありませんか?
疲れた頭で何時間も悩んでたのに、翌朝あっという間に解決したこと。
睡眠によるブースト効果は当社比5倍
睡眠ファースト生活を実践していくうちに、ますますこの傾向を強く感じるようになりました。
午前中なら30分で終わる仕事が、昼スタートだと2時間も3時間もかかったりとか。
発想力を要する仕事とか、特にその傾向が強いです。
たっぷり寝た日の翌朝3~4時間は、最高に仕事が進みます。
感覚的には、眠くてだるい日の5~6倍くらい。
ゲームの世界で「力をためる」っていうコマンドとか技がありますけど、そんなイメージ。
ちゃんと寝てると、「会心の一撃」を毎日繰り出せるんです。(この説明にピンとこない人ごめんなさい💦)
寝ることも仕事じゃない?
なんか、そんなことを考えてると、寝ることも仕事なんじゃないかって気がしてきました。
夜のターン すごく寝不足仕事(仕事量1)&ちょっと寝る
朝のターン 寝不足仕事(仕事量3)
昼のターン もっと寝不足仕事(仕事量2)
合計 仕事量6
より
夜のターン 寝る(翌日仕事量2倍)
朝のターン 元気に仕事(仕事量6)
昼のターン 普通に仕事(仕事量4)
合計 仕事量10
の方が結果的に仕事してることになります。
夜のターンに仕事しようが寝ようが、私たちの人生バトルは続いてるんです。
そう考えると、「寝る」っていう行為も大きな意味では仕事の一種と言えるのではないでしょうか。