先月ご紹介した「抗疲労食」レシピ本。
やり始めると、とても楽で、3日のうち2日はこのレシピを使って夕飯づくりしてます。
疲労を回復させるのに役立つ食材、疲労しにくい体を作る食材を研究する医学博士の先生が、大阪・北新地の割烹の店主と一緒に作成されたものです。
このレシピ本、料理下手な私にとってとても使い勝手がいいんです。
ポイントは2つ。
- 主菜1品と副菜2品がセットになっている
- 味付けは、ほぼすべて合わせ調味料
今日はこのポイントのうちの2番目「味付けは合わせ調味料」ってところにフォーカスしてお伝えしたいと思います。
この本、合わせ調味料で味付けすればいいってことが分かってますから、先に調味料を作っておくことができます。
市販の「〇〇の素」的な調味料を、その都度調合する感覚です。
例えば、今日はこちらの料理を作ります。
①主菜 鶏むね肉のカレー風味焼き
②副菜1 ピーマンとはんぺんの塩昆布炒め
③副菜2 ちくわ入り切り干し大根
で、まずやることは、①~③の調味料づくり。
①は
A・・・鶏肉に下味をつけるためのたれ(片栗粉、酒、カレー粉)
B・・・肉を焼いた後に絡めるたれ(マヨネーズ、ケチャップ、みりん※、しょうゆ、酒)
②は、炒めたときに味付けするたれ(しょうゆ、みりん、酒)
③は、煮汁として(だし汁、しょうゆ、みりん※、酒)
それぞれ分量を計って、あらかじめ混ぜておきます。
※レシピ上は砂糖って書いてあるんですけど、私には甘すぎるので砂糖の代わりにみりんを多めに入れることにしてます。
マーロウというお店のプリンが大好きなもので、我が家にはマーロウプリンの容器(ビーカー)がたくさんあります。
このビーカーを合わせ調味料入れとして使ってます。
調味料を先に調合しておくと、食材がキッチンに広がってる状態でごちゃごちゃと醤油やらみりんやらを並べる必要がなく、作業スペースが確保されていい感じです。
で、次に材料を切ります。
手前、左から順に
①鶏むね肉をそぎ切りにして調味料Aで漬けたもの
②はんぺん、ピーマン、塩昆布(ちょっと見づらいけど)
③にんじん、きぬさや、ちくわ、油揚げ
奥にあるのは水で戻し中の切り干し大根です。
切り干し大根は後で計ったら倍の量ありましたので、今日使うのは半分だけ。
残りは後日お味噌汁にでもすることにします。
③のきぬさやは、レシピ上はニラになってます。週の頭に買ったきぬさやが余りまくってるので、ニラは購入せずにきぬさやで代用。
ここまで出来てると、あとは簡単。
炒めたり、煮たりして、ビーカーに入った調味料を加えていくだけです。
夜遅くなりそうな日などは、朝のうちに調味料の用意と材料を切るところまでやって、冷蔵庫にセットしておくこともあります。
そうすれば、帰ってからの夕飯づくりハードルがグッと下がります。
このやり方、このレシピ本に限らず合わせ調味料的に作ってるものはすべて応用できると思います。
楽になりますので、是非お試しください。